◆ 山梨県早川町とは・・・日本で最も人口の少ない町!
山梨県南西部に位置し、面積は370平方km、森林率96%。間の岳・農鳥岳など白根三山を始め、周囲を3000メートル級の山々に囲まれています。南アルプス特有の急峻な斜面では、日本で最後まで焼畑農業が行われていました。現在でも小さな集落が斜面に点在する「天空の邑」と呼ばれ、フォッサマグナとその断層、武田の金山跡などが随所に見られます。1万人を越えた人口は現在1300人を割り、全国有数の過疎と高齢化が進んでいます。
一方で、カシ林からブナ林、高山植物の生えるハイマツ帯までの生態系は、野生動物たちの宝庫でもあり、ホンドリス、ムササビ、モモンガ、ヤマネなどの小型哺乳類からニホンカモシカやニホンジカ、ツキノワグマなどの大型哺乳類までが、人間の生活域に活動していることが確認されています。また鳥類相も豊かで、町の鳥ヤマセミをはじめ、アカショウビン、オシドリ、クマタカ、イヌワシ、ライチョウなど、低山から高山までの鳥類が生息しています。
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